Liella!への本気の愛を誓ったあの日のお話

2023年3月4日、3月5日

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奇跡が起こった日。

 

ラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd Lovelive! Tour ~WE WILL!!~ 〈埼玉公演〉』

 

今こうしてLiella!を死ぬ気で応援している自分がいる理由がここにあります。

 

何か一つでも歯車が欠けていたら成せなかった、いやむしろ欠けていたからこそ成せた奇跡だと私は思っていて

コロナ禍の無観客ライブに始まり、5人で駆け抜けた1st、2ndライブ。

2期生の加入が突如発表され大荒れのSNS。正直申し上げると私も真正面から喜んで受け入れることは出来ず、「まあメンバーが増えてグループとしての表現の幅が広がればいいな」ぐらいに見ていました。実際は杞憂どころじゃありませんでしたが。

賛否ひしめく中加わる4人のメンバー。しかし挨拶回りのファンミーティングツアーとアニメ2期を経た時点でもう彼女たちに波風立てるような者はおらず、期待満天に始まった3rdツアー。

声出し不可でありながらも圧巻のパフォーマンスで会場を燃やし尽くし続けて数ヶ月。

 

2023年の2月に奇跡は起こった。ラブライブ!シリーズのライブイベントにおいて全面的な声出しの解禁。

そしてこの瞬間を誰よりも待ち焦がれたのは一度も声援を浴びる機会を得られなかったLiella!キャストに他ならない。

 

その時はついにやって来た。3rdツアー千秋楽にして初のLiella!単独ドーム公演にて待望の声出し解禁。

舞台は万全に整った。紆余曲折を経て1月頃に本公演のチケットを取っていた私は喜びで舞踊りながらベルーナドームへ。

 

開幕コール&レスポンスの初手を先輩に譲るメンバーがいた。初めてレスポンスが来て号泣して声が出なくなるメンバーもいた。

 

盛り上がる曲の数々や怒涛のファンサにようやく声で返すことが出来た。高まった感情を叫びに乗せてぶつけるようになれた。

 

予想外のサプライズが起こっても何も我慢することなく全力の叫びを発することが出来た。

 

そして何よりも、

 

Liella!になってからの数々の悩みや苦難を堂々と打ち明け、そしてそれすらも握りしめて前に進む強さを見せてくれた。

 

胸を張って「私はLiella!のメンバーだ」と言えるようになった子がいた。

 

16人の仲間達を心から愛した2人のスターがいた。

 

私が彼女の魅力を伝えていくんだと力強い決意を見せたメンバーがいた。

 

名前を呼んでくれる喜びを強く噛み締めるリーダーがいた。

 

そして、この想いの数々に全力で応えられるようになった私達がいた。

欠けていたからこそ起こせた奇跡。「何も無かった」所から起こした奇跡。そもそも「ないない尽くしから始まった物語」。

なかった物、失っていた物を取り戻したこの奇跡の2日間、私は絶対忘れないと思います。

 

未来へ向かって9人で手を繋いで駆け出した物語の終着点、集大成としてこれ以上ない舞台だったと今でも思います。

 

この瞬間に立ち会っていなければ今頃私のLiella!に対する熱は冷めてしまっていたでしょうか。少なくとも今よりは弱く燻っていたかもしれません。奇跡の時間を共に過ごせたからこそ、これから何があろうとLiella!について行く決意を固められたと思います。愛知公演を終えて「もう一度だけでも今のLiella!を見ておきたい」という勢いのままに千秋楽への参加を決めたあの日の私を褒めたい。

 

長々と書いてしまいましたが、私はLiella!が大好きで、そもそもラブライブ!シリーズが大好きです。ライブに行くたびにその気持ちは勿論強まりますが、この日だけは本当に別格でした。あの日から一年、今なお進化を続けるLiella!のこれからが本当に楽しみです。この奇跡の日に居合わせた運命の2人も交えて新しくなり続けるLiella!。そんな彼女達の大きすぎる転換点となったこの日を永遠に記憶に焼き付けておきます。