ラブライブ!スーパースター!! Liella! 5th Lovelive! ~Twinkle Triangle~ 東京公演のお話

常に最大瞬間風速で走り続けながら速度を更新してきたLiella!の、現時点での最高到達点。

一言でこのライブを表すならこうでしょうか。まりもと申します。さて今回は開催前から散々ハードルを上げ続けてきたラブライブ!スーパースター!! Liella! 5th Lovelive! ~Twinkle Triangle~」の東京公演2日間に参加して参りまして。4th愛知の時にも書いたような感想記事とその他になります。ただ、本当に最初にこのライブの感想を一言に纏めるならば「最高傑作」マジでこれに尽きます。それを踏まえた上で暇つぶし程度に読んで頂けると嬉しいです。

 

 

ライブ前に…

Liella!単独で東京へ来るのが実は今回初めてで、今まで愛知が2回、埼玉が1回の参戦でした。

せっかくLiella!案件で東京に来るのだからと、今回ある場所へ行って参りました。

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聖地・原宿。

というわけで初めての原宿…といってもオタクの行動範囲などたかが知れているもので、ゲーマーズでグッズ買い漁ったぐらいで後は平安名すみれの自宅のモデルとなった穏田神社にお邪魔した程度。f:id:marimo_04190713:20240212151047j:image絵馬だけこそっと掛けて来ました。

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お昼ご飯はちょっと奥まった所にある原宿 しずるさんで牛タンハンバーグを食べました。おいしかったです。

 

会場へ

色々やってから15時半ぐらいに会場の武蔵野の森総合スポーツプラザへ。やっぱ遠いわここ。地方民からするとベルーナの次ぐらいにアクセスの悪さ的に苦手な場所です。

物販ガチャがまだ余裕で残ってたので適当に買った後交換ですみれ丸缶を2つ回収してニッコリ。

 

さて今回、3件のフラスタ企画に協賛しており、入場の流れでフラスタをざっと見に行くことに。

 

 

 

 

 

 

………

 

 

 

 

 

どこ?????????

いや、この会場あまりにもフラスタの設置場所が分かりづらく、案内もほとんどないんですよ。私は両日共にスタンド席なのでスタンド席入口から入場し、その流れでフラスタを探していたのですが1個だけ設置エリアを何往復しても見つからず。

まさかと思いアリーナ席フロアを覗いてみたらあったので安心しました。フラスタ探して会場を駆け回ることになろうとは…

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Twitterの方でも一応写真載せてお礼させてもらってますが改めてこの場を借りてお礼申し上げます。皆様素敵な企画を本当にありがとうございました。

 

レッツ開演

席ガチャ爆死のプロをそろそろ名乗ってもいいのでは無いかと思うぐらい席の引きが終わっている私ですが、なんと今回2日間、最速先行で引き当てた座席は両方とも4階スタンド。しかもステージの反対側に位置する最後方席。

とまあ泣きながら入場しましたが、一日目の方はそのスタンドの1列目だったので遮るものがない状態で正面からステージを見下ろせる角度となり、案外悪くなかったですね。2日目?4列目でしたけど?

開演前に流れるUNIVERSE!!で早速泣き、The main theme of Lovelive! Super Star!!でまたしても号泣。シリーズのメインテーマで一番好きかもこれ…

セトリ自体は福岡の配信観てたので分かってはいたのですが、開幕Starlight Prologueの破壊力やっぱヤバいですね。5人が改めてラブライブ!で絶対に勝つ決意を固めるきっかけとなった曲を、生まれ変わった11人の新たなLiella!で歌う…11人としての本当の始まりを表すかのようでした。ラブライブ!シリーズでは曲の文脈とかめちゃくちゃ大事にするタイプの人間なのですがこれはもう100兆点満点あげちゃいますよ。

 

恥を捨ててエビダンスしたら怒られました。いきなりキレてくるメイといいLiella!のコーレスは妙に理不尽ですね?

 

実績解除:Tiny Stars。実は私、Liella!は1期から追ってる身ではあるものの1stと2ndは諸事情により参加出来ておらず…この曲を始め多数の1期曲をこのライブで回収できております。Tiny Starsだけはしっかり2人でやってくれて良かった。この曲は本当に2人だけの思い出であり続けて欲しいので。

 

文脈オタク的にはWelcome to 僕らのセカイからのBlooming Dance! Dance!の流れがめちゃくちゃ好きです。前者は1期生から2期生に手を差し伸べる曲であり、後者はそれに対しての2期生からのアンサー。……というだけでもオタク歓喜なのですが、今度はその2期生から3期生へ手を伸ばす演出が追加され、オタクの情緒は地に落ちた。

このね、繋がる想いとか受け継がれる精神とか…オタクってそういうの大好きないきものだと思うんですよね(偏見)

さて2期生から繋がった想いを受け取った3期生による1・2・3!

私が知らない色、いつも君が教えてくれる。

ここまで3期生の関係を完璧に表すような歌詞が2~3年前から存在していた恐怖。いやぁ既存の楽曲に更に文脈が付与されていくのもまたラブライブの良さですよ。これだからラブライブはやめらんねぇですわ。

ここから激レア曲のStella!クレッシェンドゆ・ら。先にクレッシェンドゆ・らの話しますけど、めっちゃ可愛いですねこの曲。サビの「ハートゆらゆら♪」が振り付けも合わせてちょっと癖になります。KALEIDOSCOREではちょっと大人びた恋の歌を歌っていた2人ですが、この曲に限り少し1年生の頃に戻ったような印象を受けました。表現力~

では問題のStella!の話になりますが、なんか一人だけ明らかに人間の可動域を超えた動きしてませんか?いやペイトン尚未さんなんですけど。何をどうしたら大股ダッシュしながらジャンプして続けて回転ジャンプまで出来るんですか???

ラスサビでペイがステージ端に移動する時の化け物じみた動きが印象的すぎて他の記憶飛びました。Stella!はこのライブで初めてまともに聴いてめっちゃいい曲だなーとは思いましたが、それよりもペイトンのパフォーマンスが頭おかしすぎてもう終始ペイトンしか見てませんでした。すみれ&ペイ推しの贔屓目抜きにしてもあれはちょっとヤバいです。マジで。

この2曲を追えてからはユニットパート。何だかんだ異次元フェスにも出て来たし意外と出番ありますねユニットの皆さん。で、回を重ねる度に声の威力を増していく薮島朱音さんはまた何者なの?影遊びにしてもオルタネイトにしてもかっこよすぎて圧倒されて声出ませんでした。2番サビの土下座はまたなんか凄いことになってた。その内埋まりそう。

 

一旦幕間。いやここまで学年やユニットで分かれてたとはいえ幕間なしだったのだいぶ頭おかしいな?このノンストップさは蓮や異次元でも経験しましたがやっぱ楽しいですね。回想シーンが終わるタイミングでしれっと衣装変わってるのすき。

 

 

FANTASTiC(大迫真)。

再び11人集まって最初に持ってくるのはバチバチに決めてくる新曲。ここで大熊和奏さんに恋してしまった気がする。いや前から恋しとるが?

見た目だけじゃ見た目だけじゃない

この歌詞を見た目や才能に驕ることなく常に努力を怠らないすみれが歌ってるのマジでめちゃくちゃ大好きなんですが、ペイもMCでこれに触れてて本当に嬉しかった。やっぱ貴女がすみれちゃんの一番の理解者だし貴女だからこそすみれちゃんとステージに立ててるんだよなぁ…

 

途中でトロッコに乗り込み、FANTASTiC終了後は最早定番曲と化したDay1。オタクの声がデカすぎて最初の煽りが実はあんまり聞こえなかった…()トロッコが横一列に並んでくれるので最後方からでもLiella!ちゃんのご尊顔が良く見えました。2日目?トロッコ見切れましたけど?ここ見切れ席で良くね?

ステージへ戻り、いつもの決めポーズで〆。多分ペイがウインクとかしてた気がするんですけど血吐いて死んでたので記憶がないですね。というかそもそもこの後の衝撃がデカすぎたので。

 

センターのただ1人を照らす緑のスポットライト、「ギャラクシー!!」の掛け声と共に始まるそれはすみれオタク念願のノンフィクション!。やっと…やっと生で浴びれる……その喜びを全身で感じて涙が止まりませんでした………しかしダンスやばいなほんとに………………これ見てて凄いなと思ったのが、2期生3期生がただのバックダンサーで終わらないようになってる。1期生軸でありつつも歌のパート割りもしっかり考えて再編されており、これは紛れもなく「今のLiella!の曲」です。間違いなく。あとラスサビ前のペイの顔で再び発狂死。お前は俺を何度狂わせれば気が済むんだ。

 

ここだったかアンコールMCだったか忘れたけど硬水軟水天然水をまたやったり指の第一関節の話で盛り上がったりさゆりがブチギレたり。MCは今まで以上にカオス。端っこでさくちゃんがめちゃくちゃ悪ノリしてて良かった。

 

もはや見慣れたJump Into the New World。

席がステージ全体を見渡せることもありダンスをじっくりと見ていましたが、ノンフィクションに続いて本当にフォーメーションも動きもバケモノじみてる。声優のライブでやっていいレベルのダンスか?これが…ステージを縦横無尽かつ華麗に動き回る11人の姿は圧倒的の一言。この調子で早くSecond Sparkleも11人でやって欲しいですねぇ…

そして4thの頃から待ち侘びた瞬間が訪れます。マルガレーテを交えたSing! Shine! Smile!。マルガレーテにとっては因縁の曲とも言えるわけですが、Liella!に入ってからのマルガレーテならこの曲が伝えんとしたこともきっと分かるはず…そんな暖かい気持ちで観ておりました。まあ現にマルガレーテ/結那はもうニッコニコなわけですけどね。おっとすいません私こう見えて2期の頃から密かにマルガレーテを推しているオタクなのですが…

 

続けて11人でのWish Song。5人の想いを結んだ曲を、今度は11人で想いを結んで歌う。SSSがLiella!とファンの心を結ぶ曲ならばこれはLiella!のメンバー同士の心を結ぶ曲。2曲続けて文脈が強すぎてオタクは幸せです……

君にはもう涙は似合わないよの時に10人皆で恋ちゃんの方を向く演出で涙止まりませんでした。あとスタプロのさゆの時も思ったんですが、Wish Songのなぎも声の伸びが物凄く良くなってまして…えげつない高音をソロで歌うってプレッシャーも中々あるだろうにああも完璧な歌い上げた姿にまたも涙。

 

ここまでの2曲でファンと、メンバーと想いを繋いだところでそれじゃあ最後に一緒に楽しもう!と言わんばかりに始まる最新曲のシェキラ☆☆☆。さゆがめちゃくちゃイケメン発言してた気がするけど記憶が飛んでます。多分めちゃくちゃキメ顔でもう離さない(イケボ)とか言ってたと思うんですがショックで記憶が無くなってるので分かりません。スタイリッシュなパフォーマンスで魅せてくることの多かったLiella!ですが、真似しやすく、明るく楽しい曲でとても好きですねこれ。

 

アンコール前生首アニメ。ちゃんとティアラ持ってきてるすみれで爆泣き申し上げる。

 

day1はアンコール一発目の曲で恐らく3rd千秋楽のセカスパを超える大絶叫をしました。Start!! True dreams。アニメ1期OPで初めて聴いた時から大好きな曲。1期の亡霊は無事に成仏しました。夢と夢が惹かれ合って始まるよ、1期生から生まれたを抱いて集まった2期生、3期生を表しているようにも聞こえて良かったですね。

day2でのこの枠はWE WILL!!。聴き慣れたようでなんだかもう既に懐かしいような気もしました。この2曲ともオープニング曲でトロッコに乗るのが中々新鮮でしたね。

盛り上げ曲の定番となったTO BE CONTINUED(day1)とキラーキューン☆(day2)。あのハイテンションなギターのイントロがかかると無条件でテンションが爆発してしまいます。本当に大好き。というかスタドリからTBCのコンボは流石にカロリー高すぎます。地元愛まつりday3の青ジャン→スリワン並の酸欠セトリでした。

キラキュンは間奏での撃ち抜きの場面がなんとセリフ付きに。

 

ペイ「好きって言ってーーー!!」

 

オタク「大好きィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!」

 

シュトロハイムか?

 

全オタクを泣かせる最強の曲UNIVERSE!!が更に立て続けに出てきてオタク号泣。UNIVERSE!!は聴くだけでめちゃくちゃ泣いてしまう病気にかかってるのでもう大変。相変わらず大熊和奏さんのずっと感じたい 僕ら何でも出来るが心に染み渡る。もうUNIVERSE!!毎回やってくれマジで。

 

最終MC。平安名すみれとペイトン尚未でした!で無事涙腺崩壊。それこそ3rd埼玉公演でようやく胸を張って「平安名すみれ役のペイトン尚未」と名乗れるようになった流れがめちゃくちゃ好きなんですが、それからもずっとすみれと向き合い続けた結果として辿り着いたのがすみれとの二人三脚。

すみれになり切るのでも、表現するのでもなく、すみれはずっとそこに居てくれる。いつだってステージの上ではすみれが力を貸してくれる。

あくまで自分とすみれは別の存在。だからこその一緒にステージに立つ、一緒に楽しむというスタンス。すみれがいるからこそ自分はLiella!の一員としてステージに立つことが出来ている、その気持ちをずっと忘れずに頑張る姿が大好きです。本当に。

 

 

ちなみにこの2つ前の鈴原劇場で2日間とも叫び散らかしてました。希実とは確かに幼なじみだった気がするんだよねぃ。

キャラクターとの関わり方や自分自身がライブで何をしたいのか、それぞれ全く違う考えを持った22人が集まってあんなに完璧にまとまっているLiella!というグループ、本当に奇跡なんじゃないですか?

 

MCを終えて最後に披露されたのはまさかの未来は風のように。1期の亡霊、我が生涯に一片の悔い無しって言いながら消えていきました。いやこれもシリーズのED曲でトップクラスに好きなやつでして…でも一つだけ文句を言うならば、アンタらはもう小さな存在なんかじゃないということ。もっと大きな夢叶えるためにもっと高く飛びなさいよ。

でも夢っていうのは叶えれば叶えるほどもっと大きな夢を叶えたくなるものだと思うので、大きくなり続ける夢に比べれば自分たちはまだまだ小さい…と解釈することも出来るのかもしれません。

 

楽しい時間もこれで本当に終わり…と思いきやday2ではまさかのダブルアンコールが発生。鳴り止まぬ声援に応えて再び駆けつけたLiella!が披露するのはやはり今回のテーマソングシェキラ☆☆☆。最高に楽しい時間の締めくくりとしてこれ程相応しい曲はこれを置いて他にないと思います。トロッコに乗って怒涛のファンサの嵐。本当にLiella!は距離が近すぎるというかファンサモンスターが多すぎるというか。お互い心からの笑顔で楽しめる空気が自然と生まれるんですよねLiella!のライブ。本当に最高の空間。

 

ありがとうLiella!

あまり安い言葉で片付けるのもおこがましいのですが、本当に最高でした。このライブにLiella!の魅力、そして私がLiella!を好きでいる理由が全て詰まっていたように思えます。特にペイトン尚未さん、本当にありがとう。すみれちゃんと共にいてくれるのが貴女で本当に良かったと心から感謝します。

メンバーの各方面での成長だけでなくメンバーの増加も含めて常に進化を続けるLiella!。冒頭にも書いたように常に最大瞬間風速で走り続けながら速度を更新しているイメージ。このライブで現時点での最大瞬間風速を出すどころか間違いなくライブ中に速度を更新しまくっている。進化が止まらないこのグループ。これでもまだまだ伸び代がありまくるのが逆に恐ろしい。そしてそんな彼女達の未来ありまくる姿をこうしてリアルタイムで追いかけられるなんて本当にいい時代に生まれたもんですねぇとしみじみ。

ラブライブのライブって歌を聴く、キャストを見るという目的があるのは勿論ですが、それ以上に曲やストーリーの解釈を広げるというのが私の中では一番目的として大きいと思っています。そしてこの5thライブはアニメの文脈を汲んでいない、どころかアニメ未登場のメンバーすらいる状態にも関わらず曲の解釈がそれはもうパシフィコ横浜から東京ドーム位にまで広がりました。

まだまだ無限の可能性を秘めているLiella!というグループが今後更にどれほど成長していくのか、どんな世界を見せてくれるのか楽しみで仕方ありません。まだまだLiella!の物語は始まったばかり…というか11人揃った今ようやく始まったとも言えると思います。果てのない宇宙を駆け抜ける11の星々が辿り着く先の景色を早く見てみたいですね。

 

そんなこんなで今回のクソ記事はこれで終わります。次はユニット甲子園へ参加しますが多分異次元の時みたいに書きたいことが渋滞しすぎてブログにはまとめれないと思います。とりあえず楽しみです。それでは。

 

まりも