ラブライブ!サンシャイン!! 沼津地元愛まつり2023のお話/この世界で今日を生きる

約1ヶ月ぶりの更新になりました、まりもです。

いくつかブログのネタは浮かんでて下書きにはあるんですけどどれもカスみたいな文なので中々あげる気になれず1ヶ月経ちました。

さて今回、今年活動八周年を迎えた我らがAqoursが聖地静岡県沼津市で開催したラブライブ!サンシャイン!! 沼津地元愛まつり2023」に参加してきたので、それの日記になります。ちなみに10/7~10/9の3日間昼の部、夜の部に分けて開催していた内の7日夜、8日昼、9日昼夜と参加してきたので私のAqoursに対するクソデカ感情も含めて多分めちゃくちゃ長くなります。

せっかくなので沼津で食べたご飯の紹介などもしたいですがまた記事分けます。

 

目次

 

1日目 夜

出演者:高海千歌/チカ役 伊波杏樹国木田花丸/ハナマル役 高槻かなこ小原鞠莉/マリ役 鈴木愛奈

 

まず最初、今年夏に放送されていた公式スピンオフアニメ「幻日のヨハネ」に合わせ、アニメの幕間や後日談にあたる朗読劇が冒頭に行われました。

朗読劇のあらすじや感想まで書き始めると小学生の読書感想文みたいなクソダルい文になりそうですが、ざっくり言うならまあアニメでやれよバカタレと叫びたくなるぐらいとても出来た話でした。キャラクターにゴリゴリに感情移入したがるタイプのオタクなのでこういった場でキャラの深堀りや関係性の描写があるととても喜びます。

アニメでは明確な絡みが少なかったチカ、ハナマル、マリだったためお互いのことを知らない部分も多く、それでチカとハナマルが無意識にマリを傷つけてしまい、反省した2人がお互いをもっとちゃんと知ろうとする…そんなお話でした。

この「変わろうとする」行動にめちゃくちゃラブライブ!サンシャイン!!を感じちゃいましたね。3人の演技も上手く、(特に約1名舞台女優がいらっしゃるので)とても面白い朗読劇でした。

 

その後トークパートへ移り、普段通りの自由極まりないノリで喋ったりオタクも交えたゲームが始まったり。

ゲームパートで「Aqours楽曲の歌詞から漢字だけを抜粋して表示するのでそこから曲名を当てる」という地味に難しいゲームがあったのですが、何故かCDの歌詞カードを持っているオタクがいたため特に最終問題は簡単に終わりました。「次から歌詞カード持参で!!」

 

オタクから寄せられたお便りを読むコーナーでは質問に答えたり話題を広げたり大喜利が始まったり。

中でも、「カメラに向かって方言を言って欲しい」といった風なお便りが寄せられた時は何故か都合よく置いてあったハンディカメラを向けられたキャストが一発方言をぶちかましてオタクが阿鼻叫喚。特に北海道出身の鈴木愛奈さんから放たれた本場の方言が大火力すぎて私も死にました。

ちなみにこういったコーナーはAqoursは昔から生放送やファンミで良くやってるのですが、この時暴走するのが限界ラブライブオタクの伊波杏樹さんおじさんと形容されるほどに美少女に目がない鈴木愛奈さん

自分が方言言うパートが終わった途端「カメラ貸せコラァ!!」とカメラをぶんどって高槻かなこさんに向ける伊波杏樹さんはヤクザか何かだったと思います。そういえば龍が如くの最新作に出てるねあなた久々にあんなテンションの伊波さん見た…

 

ライブパート/1日目 夜

朗読劇とトークパートで1時間ほど経った後、ハーフタイム兼キャストの衣装替えタイムを挟んだ後ライブパートへ。4thライブ以来披露されていなかった「Thank you, FRIENDS!!」の衣装を身にまとって参戦し、いきなり会場をざわつかせます。

「地元愛」を象徴する「JIMO-AI Dash!」に始まり、お待ちかねのライブパートがスタート。ちなみにこちらの曲は声出し解禁以降初披露となる、めちゃくちゃノれる曲なのでオタクのボルテージは開幕から最高潮。

 

Future Flight

ハァ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!

いやまじでいきなりこのぐらいのリアクションしましたよ。比較的最近の曲なので特段レアな曲という訳でもないですが、こちらも声出し解禁以降初披露。全体的にテンションが高く爽やかな曲でありつつ、歌詞にはAqoursらしい前向きなメッセージが多く含まれた名曲です。

特にこの場で聴いて突き刺さった歌詞は2番の

なんだってやってみるとき 新しい発見があるよね 変われる素直さが大事かも否定より肯定の魔法

これが朗読劇のストーリーと重なりボロクソに泣いてました。Aqours、というかラブライブはすぐこういうことする。

ちなみに昼公演はWake up, Challenger!だったそう。こちらもめちゃくちゃコール入れれる楽しくて前向きな曲で好きですね~。

 

夢で夜空を照らしたい

この曲が初披露されたアニメ1期6話の時点では 高海千歌渡辺曜桜内梨子の2年生と国木田花丸黒澤ルビィ津島善子の1年生のみの構成でした。ここに3年生の小原鞠莉は本来いません。

ここに来てあるはずの無かった3年生込での夢で夜空を照らしたいが披露されて無事床に。こうやってライブで更にストーリーが広がっていくのラブライブの強みですよねぇ

 

WATER BLUE NEW WORLD

ここで!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

Aqoursの手札の中でも最大級の火力を誇る曲が突然降ってきて訳が分からなくなりましたね。アニメでは浦の星女学院の名を永遠に歴史に刻む」という使命を背負ってラブライブ!の決勝でこの曲を披露しましたが、これをふるさとの沼津で披露するって何かめちゃくちゃエモくないですか(語彙力)あとシンプルに曲の火力が高すぎてテンション爆上がりですよっと

 

未熟DREAMER

時系列的には普通なら夢夜空→未熟→WBNWと来るところをあえてこちらを後に持って来た理由…これは完全に私の解釈ですが、「WBNWという大きな節目を越えた先のAqoursの未来を暗示しているのではないでしょうか。Aqoursの前にはこれからもまだまだ「誰も知らない未来」が広がり、でも「楽しくしたい」「皆となら乗り越えられる」、これから先もずっとこうやって進んで行ける筈、そんなメッセージを込めた未熟DREAMERに聞こえました。

 

「文脈重視」、一言で今回のセトリを表すならこれですかね。Aqoursキャストの中でもストーリーや曲への解釈が深い3人が集まったことで完成したセトリだと思います。無限に伸びる3人の歌声との相性も抜群。

セトリ最後の曲は全公演共通なのでまた後ほど。

 

2日目 昼

出演者:松浦果南/カナン役 諏訪ななか黒澤ダイヤ/ダイヤ役 小宮有紗渡辺曜/ヨウ役 斉藤朱夏

開幕は一日目と同じく朗読劇からスタート…なのですが様子がおかしい。

ヨウ役斉藤朱夏さんのしっとりしたナレーションから始まったかと思えばここから小宮有紗さんの暴走が止まりません。異常に高いテンションでやたら大袈裟な動きと顔芸を交えながらの朗読(?)で会場は爆笑の嵐。小宮劇場の破壊力が高すぎてもはやストーリーが入ってこない。そしてこのテンションが大体終盤まで続く。

ストーリーはトカイへ旅立つ(と噂が流れただけの)ヨハネを見送る会をしたいが「行ってらっしゃい」とは何か…をダイヤ達が考えに考え、色々と中身のない会話をしたりカナンが全肯定モードに入ったりヨウがツッコミを放棄したりしながらとりあえずトカイを見に行こうという流れになって3人で出かけ、そこで「行ってらっしゃい」の答えを探す…といったもの。正直小宮劇場抜きにしてもツッコミどころが多すぎる

こんな滅茶苦茶なノリで進んだかと思えば終盤でカナンが発した「形は変わってしまうかもしれないけど、それでもなんどだってやり直せる」で爆泣きしました。2020年以降のAqoursとめちゃくちゃに重なるセリフでヤバかった。「なんどだって」を使っているのもポイント高すぎ。

 

トークパートは例によって不正だらけのゲームコーナーからスタート。画面に表示された文を観客が逆から読み、出演者がお題の文を当てる…というゲームでしたが、ここで賢い小宮有紗さんが提案した「1文字ずつゆっくり読んでもらう」「3文字ずつに区切って読んでもらう」作戦が功を奏し、見事全問正解。この作戦が上手くいった時の小宮有紗さんと斉藤朱夏さんの無言ハイタッチがマブダチにしか出来ないムーヴすぎて笑ってた。

 

お便りコーナーでは「昨日は運動会でした、皆さんの好きな競技を教えてください」という幼女のお便りから話が広がりまくり、「有紗は綱引きとか得意そう」「朱夏はそもそも運動神経がいいので何でも出来る」といった風に話が進む中

「おすわは何か得意な競技あるの?」「ない。(即答)」

諏訪ななかはここに健在です。

他にも迫真小宮監督主導の元、徒競走やリレーでの心の声大喜利が始まったりなどなど。そもそもこの編成天然お姉さん天然お姉さんギャルで構成されているので冗談抜きでツッコミが不在でした。でもこのカオスっぷりがAqoursらしさでもある。

 

ライブパート/2日目 昼

「JIMO-AI Dash!」と最後の曲は3日間とも共通。では2日目の自由構成部分はどうかと言うと自由にも程があるだろとしか言えない。

そもそも衣装からして自由すぎる。遠目からでも分かるほどに明らかに3人ともシルエットが違っていたのですが、その全貌は

 

小宮有紗:BANZAI! digital trippers

諏訪ななか:HAPPY PARTY TRAIN

斉藤朱夏:恋になりたいAQUARIUM

 

まさかの全員違う衣装での登場。

一応ユニットライブでそれぞれのソロ楽曲を披露してから3人集まる…といった流れで3人バラバラの衣装になることはありましたが、ソロ曲披露という訳でもないのに衣装がバラバラというのはAqoursでは前代未聞。

前例がマジでなかったので敏腕プロデューサーの小宮有紗さんもスタッフに「衣装全員違うの着ても大丈夫なんですか?」と一応確認したそうな。着て来た衣装はそれぞれのメンバーがセンターを担当する曲の衣装。デザインの系統はバラバラに見えて青色ベースで統一されているので意外と統一感はあった。

 

 

BANZAI!digital trippers

衣装的にやるとは察してましたが、曲の立ち位置や演出の都合上、2月3月のエクストラライブが最初で最後かもしれないと半ば諦めていたのでまさかの披露でめちゃくちゃ喜びました。ミクさんがソロで歌うパートはしっかりミクさんの音源流してくれてとても良かった。コールもより洗練されてて楽しかったですね。ミクさんがその場にいなくても出来るもんなんだなぁ……

 

 

届かない星だとしても


マジでバカデカい声出た

超個人的声出し解禁でやって欲しい曲のTOP10の一角に入る曲がいきなり飛んで来て流石に叫びますよこれ。やってみたかったんですよ。「1!2!サンシャイン!!!!」って。Aqoursは新参者もこうやって喜ばせてくれるからやめられない。

先のバンザイも含めてもう既にテンションが天元突破してますがこの程度では終わらせてくれない。

 

 

恋になりたいAQUARIUM

まあバンザイやりましたからね。流石に予想はしてた。でもね。実際始まったらやっぱめちゃくちゃ嬉しいですよこれ。めちゃくちゃ好きなんですよこの曲。ポップで明るい、定番のアイドルソング的要素とAqoursならではの舞台が「水族館」、曜ちゃんセンターで歌うことでより深みが増すちょっぴり切ない恋の歌…何より初期の曲ということもあってコール入れれる部分がすごく多い。楽しい。そして熟練のオタク達の一体感も凄まじい…

 

 

HAPPY PARTY TRAIN

まあ、やるよね その2。でも恋アクと立て続けに来たせいで無事床に。

これも本当に明るくて好きな曲で、おすわの声がとても映えるメロディなのも好きなんですよね。

しかしここで全てをかっさらったのが斉藤朱夏彼女、とんでもなく声が伸びる上に高音と低音の使い分けがまたすごく上手くて力強さと可愛らしさを同時に表現出来るバケモノなのですが、全体的に伸びやかなメロディのハピトレとめちゃくちゃに相性が良いんですよ。

「素敵な旅に出よう」の部分なんかまさに朱夏の強みが存分に活かされてて、鳥肌立ちました。Aqoursとしての8年の積み重ね+ソロ活動で培った経験がガンガン生きてくる。最高。

 

総じて「このメンバーだしこれとこれとこれね!」と勢いで決めたって言われても納得するような、自由で、それでいて楽しいセトリでした。1日目が全体的にしっとり気味だったのでギャップも凄かったですね。

 

 

 

3日目 昼、夜

出演者:桜内梨子/リコ役 逢田梨香子津島善子ヨハネ小林愛香黒澤ルビィ/ルビィ役 降幡愛

というわけで大本命の3日目。ここだけ最速先行で昼夜ともに取ってたので連続参加。

朗読劇は遂に主人公のヨハネが登場。待って小林愛香さん可愛すぎるだろ

顔が良すぎて出て来ただけで興奮してました。許してください。私はLiandです。

時系列はアニメ13話(最終話)の後日談。いやぁ後日談大好きですよ私。平和になった世界でのひとコマとかそういうの。色々あって滅茶苦茶になっちゃって復興途中の街の様子をヨハネ、リコ、ルビィの3人が記録していく中で、「変わり続けるもの」「変わらないもの」を知り、改めてヨハネ「変わり続けるこの世界で、今日を生きる」決意を固めるという、ある意味でラブライブ!サンシャイン!!の根幹にも繋がるストーリーでした。

あと、その街の記録というのが写真撮影だったのですが、その写真撮影を「変わり続ける世界の『今』を切り取る」と表現していたのが凄く好きですね。めっちゃ好きです。ここまでの朗読劇で一番好きです。

 

とてもいい話だったのですが真面目にやってたのは昼の部だけで、夜の部は3人ともアドリブ全力全開。特に隙あらば「泣いちゃった!」をぶっ込んでくる逢田梨香子。あと小林のアドリブが強すぎて若干キレ気味の逢田梨香子。やっぱりどう足掻いても逢田さんが一番面白い。

 

昼の部トークパートは歌詞から抜き出された漢字を見て曲名を当てるゲームからスタート。ただしDay1と比べて明らかに難易度が上がっている。しかしここで活躍するのが名誉Aqoursオタクの小林愛香。観客からのヒントも貰いつつ次々とメロディを浮かべて曲名をズバズバと当てていく姿はかっこよかった。少女以上の恋がしたいだけメロディと歌詞は完璧に出たのに曲名だけ浮かばなかったがあと愛香ちゃんにガチ睨みされたオタクが羨ましい。

お便りコーナーは大喜利の嵐。いくら芸人が3人揃ってるとはいえ大喜利が集まりすぎだった。降幡はすぐよっしゃよっしゃわっしょいするし。

ウミウシオーディションなる謎のイベントも始まったが、もうその時の小林愛香さんが信じられないぐらい可愛い。可愛すぎて心臓に悪すぎる。助けて欲しい…

 

夜の部トークパートはもはや混沌そのもの。ゲームパートは2日目でも行われた逆さ読みゲームから始まったのですが、逢田さん主導のもと不正の嵐。制限時間があってないようなものなのはAqoursではいつもの事です。2日目組と違ってかなり苦戦してましたがギリギリで全問正解。最終問題だけ突然耳が冴えたのか観客の声を100%の精度で聞き取ってスムーズに正解してました。

お便りコーナーは案の定大喜利だらけ。オタクは出演者の使い方を分かりすぎてるし大喜利を選定してくるスタッフも悪意しかない

例えば魔法少女になって変身シーンや決めゼリフを即興でやってみたり、幻日のヨハネの好きなシーンや衣装を絵に描くコーナーでは

・安定に上手い降幡愛

・ちゃんと上手い小林愛香

・もはや安心と信頼の画伯っぷりの逢田梨香子

と見事な三段活用で観客を笑わせるだけに留まらず、逢田画伯の描いたライラプス(ヨハネが連れてるバカデカい犬)と公式キービジュアルの綺麗なライラプスをスクリーンに交互に映すシュールな演出が入り観客の腹筋は限界に。マジでとんでもなく有能なカメラマンや映像スタッフが潜んでる。

こんなカオスな流れの中で急にいい話も入れてくるのがAqours「皆さんが拍手を送りたいAqoursメンバーを教えて欲しい」というお便りにはめちゃくちゃ真面目に答え始め、やはり8年という長い時間で積み上げられたAqoursメンバーの絆と信頼は只者ではないと強く感じましたね。お互いのリスペクトが凄すぎる。「愛香もさぁ、皆への愛が深いよね」って意見には首が引きちぎれるまで頷いて同意。

そしてそんないい話した直後にも照れ隠しの意図も含めてかネタをぶっ込んでくるのもAqoursクオリティ。小林が突然降幡を指さして「この人楽屋で何してたと思います!?ケータリング見て『ローストビーフ~♪アワビ~♪』って歌ってたんですよ!?」と突然の暴露。流れ弾飛んできたふりの気持ち考えたことあんのか。ちなみにケータリングは沼津リバーサイドホテルさんから頂いたそうで。いつもAqoursの皆さんとAqoursのオタクがお世話になってます。

あとは逢田さんが綿あめ食べてむせたりどこまでも騒がしいトークパートでした。綿あめでむせる人は恐らく人類史上初かもしれませんが、抹茶パウダーが含まれていると見られるのでそれが原因と思われます。案の定この後しばらくメンバーにイジられた

 

 

ライブパート/3日目 昼、夜

ライブパートの感想は昼夜まとめてお送りします。安定のJIMO-AI Dash!からスタート。衣装はこれまたお久しぶり、想いよひとつになれの衣装を着て登場。曰く「最終日ということでここまでの出演メンバーやファンの皆さんの想いを繋げて来た、という意味を込めて」だそうです。素敵だ…

 

KU-RU-KU-RU Cruller!

WINDY STAGEを最後に披露されて来なかった曲が急に飛んでくるので早速絶叫。リリースが2021年だったので当然声出し解禁以降の初披露になりますが、全体的に落ち着いたメロディとは裏腹にコールを入れれる箇所が多く、思ってた数倍楽しい。あと全体的にルビィのテンションがやたら高めでちょっとフフッてなった。

 

青空Jumping Heart

ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!

オタク特有の誇張表現かって?いやいやマジで会場全体が大絶叫してましたよ。

一応この曲自体は6thライブの名古屋、埼玉公演とエクストラライブの2月東京公演でも披露されていたのですが、一部メンバーのみ出演する形のライブでの披露は滅多になく、誰もこれを予想していなかったのでしょう。コールも振りコピも全身全霊。会場が一瞬で曇るほどの熱気を放ちながらもう既に体力を大幅に消耗してしまいました。が。

 

スリリング・ワンウェイ

ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!

だから本当なんですってば。ついさっきまで青ジャンで絶叫して大暴れしてたオタクが再び大大大絶叫。イントロが流れ、照明が真っ赤に染まった瞬間からもう凄かったですね。熱気が高まりすぎて会場焼き尽くしちゃうんじゃないかってぐらい。てか青ジャンとスリワン連続でやったらオタク酸欠で倒れるて。

歌い出しの「私たち!輝きたああああああああああああい!!!!」は普段は伊波杏樹さんの担当で、凄まじい声量でいつも圧倒されるのですが、今回ここを担当したのは我らが小林愛香さん。というかリーダー以外にこの部分を任せられるのがもはや愛香さんしかいない。声の伸びとか大きさとか気持ちとか、そういうのは勿論強いです。でも今回はそういう問題じゃないんです。幻日のヨハネという形で主人公のバトンを受け継いだ小林愛香さんだからこそ出来る魂の叫び。ヨハネもまた「何も無い」ところから「自分だけの輝き」を探し求めました。そんな彼女の渾身の叫び。盛り上がると同時に涙も出ました。

ちなみに夜の部でもこの青ジャン→スリワンの即死コンボが飛んできたのですが昼の部の疲れも残っていたため叫びまくってたらガチで死にそうになりましたね。今後はやめて頂きたい。

 

SUKI for you, DREAM for you! (昼)

このテンションのままやるな。

厳密には軽くMC挟んではいましたが、にしたってAqoursの手持ちの中でも最大級のぶち上げ曲連続披露した直後にぶっ込んでくるにはカロリーが高すぎる。そしてこちらも声出し解禁以降初披露。

元々とてもテンションの高い曲だったのでここにコールも挟まるとマジでめちゃくちゃ楽しい。ステージが小さいので6thライブほど自由に暴れ回るAqoursは見れませんでしたが、それでも限られたステージをフルに使って出来る限り客席に近づきながらのパフォーマンスからは、紛れもない「愛」を感じましたね。

 

JUMP up HIGH!! (夜)

ここまで昼夜で入れ替わる枠がなかったので、変わるならスキドリだろうけどでも何があるんや…と結構考えてましたが、まさかのこれ。

実はジャンハイはあまり聴いたことがなく、勿論ライブでも浴びたことがないのでタオルをぶん回す文化があることとか知らなかったのですが、奇跡的に持っていた善子ちゃんタオルを適当にキャストやオタクの動きに合わせて回してましたね。

で、このライブを経て改めてジャンハイをちゃんと聴いてみたらとんでもなくいい曲でもうボロボロに泣いてしまいました。Aqoursは曲数が非常に多い分、推し始めて3年半の私ではまだまだ知り得ない名曲が隠れていましたね…

「今だ 今だ そう声が聞こえ 時が満ちたよ」

大変だった時期を乗り越え、ようやく声も届けられるようになった今聴くとぶっ刺さりまくってしんどい歌詞。

 

SORA, FUJI, SUNSHINE!

全公演共通で最後に披露された曲。いわば本イベントのメインテーマにあたる曲ですからね。

冒頭の「ふじの山」の合唱はやはり観客全員で。学校の校歌とかもう何も覚えてないけどこれはもう一生忘れない気がする。静岡県民ですらないのに。

ダンスやコールも入れてくれて楽しく、でもどこか切なくもある曲調で、祭りの終わりを感じさせるパフォーマンスでした。でもやっぱ歌詞はAqoursらしく無限に前向きで、

「果てなき空飛びたいな 前人未到とか目指そうか」

なんかは特に、今なお躍進を続けるAqoursを表す歌詞として素晴らしすぎて、Aqoursはまだまだ止まる気がないんだろうなと思ってまたしても涙。いつか終わりが来てしまうのだろうといつも考えてしまうのですが、この時だけはそんな心配は完全に消え去ってましたね。

同じ曲でも3日間それぞれでメンバーが異なるためそれぞれ違った味付けだったのも良かったです。でもいつか9人で歌ってるところも見たいし、3日目夜公演でこの曲を終えた後の愛香さんの「次は9人で来たい!!!!」という願いも叶って欲しいですね。Aqours9人が沼津に揃う瞬間には是非とも立ち会いたい。

 

総括

3日分押し込んだのでめっちゃくちゃ長い文になってしまいましたが、とにかく超楽しかったですね。約半年ぶりに会うAqours、というのも勿論ですがやっぱりAqoursはとことん観客を楽しませてくれる。楽しませ方を心得過ぎている。あとトークやライブ見てるだけでも色々な物が込み上げてきて涙が。涙が。

朗読劇もすっごい良かったです。当たり前ですが「ああ、ちゃんとこの人たちから声出てるんだよな…」って気持ちにもなりました。声優凄いなって改めて。特にマリはサンシャインと幻日でキャラが正反対なので、演技上手すぎて震えました。

 

沼津を歩いた時の話とか沼津のお気に入りスポットの紹介とかはまた別記事を気が向いた時にあげます。今回はここまで。バカクソ長くなりましたが読んでくれてありがとうございました。